ACHIEVEMENTSリフォーム実績
茅ヶ崎市 K様邸 外壁塗装工事
茅ヶ崎市K様邸の外壁塗装工事を紹介いたします。
築13年のRC造のおうちで、
リシン仕上げの外壁です。
まずは足場です。
近隣のお家に塗料や高圧洗浄のお水が
飛ばないようにシートをかぶせ
サクセスの垂れ幕を下げたら準備完了です。
シートをしていても汚れたお水が
飛び散る場合がありますので、
近隣のお客様に洗濯物等を
仕舞って頂いてから高圧洗浄をかけます。
コンクリートはいったん硬化したあとも収縮を続けるため、
半年も経つと目に見えないような細かな亀裂が入った状態になります。
その小さな亀裂からコンクリート内部に雨水が侵入すると、
鉄筋にはサビが生じ、体積の膨張に耐えきれなくなった
コンクリートが剥がれ落ちてしまうのが「爆裂」という現象です。
この”爆裂”は一箇所起きてしまうと
どんどんと広がっていき、
高所のコンクリートが剥がれ落ちたときには
近隣に飛び散ったり、人に当たったりといった
危険性があるので、早めの対処が必要になります。
こちらのヒビ割れは約1mmほどの幅のクラックでした。
この大きさでは内部に雨水が入りやすいので
コーキングで補修をします。
使用するのは伸縮性のある
シリコンコーキング。
最後にヘラで慣らし、平たんに仕上げます。
コンクリートのヘアクラック補修ができました。
前回はヘアクラックの補修をしましたが
今回は更に目立ったクラックや、
外壁にできた凹凸などをパテで埋める作業をいたします。
コーキングで埋めるよりも
コンクリートらしいパターンが再現できるため
こちらの方が塗装をした際に
完成時の色ムラなどが少なくなるのです。
陸屋根のパラペットです。
こちらは玄関付近です。
横にできたクラックを補修しています。
こちらは関西ペイントのアレスホルダーGⅡ。
外壁の下塗り材(シーラー・プライマー)です。
外壁塗装のシーラーの役割は塗料の密着性はもちろんの事
吸い込み止めの効果やアルカリ抑え効果の役割を担っています。
アルカリ抑え効果というのは
主に下地がモルタルの場合に効果を発揮してくれるもので
モルタルは新しければ新しい程、アルカリ度が高くそのまま塗装してしまうと
アルカリが原因で塗装劣化を起こし塗膜剥離を引き起こします。
その為、耐アルカリ性の高いシーラーを使用し
上塗り塗料に影響を与えないようにする必要があります。
ローラーで塗れない箇所は
ハケを使用し塗っていきます。
着々と進行していきます。
下塗りが終了致しました。
今回使用する塗料は
エスケー化研の水性セラミシリコン。
長期に亘ってかびや藻類などの微生物汚染を防ぎ、
衛生的な環境を維持できます。
ローラーを使って中塗り。
中塗りが完全に乾いたら上塗りをします。
中塗りと上塗りは同じ塗料ですので、
塗りムラや塗り忘れなどが無いように
最後にしっかりとチェックを欠かさないようにしております。
サッシなどの枠もハケを使って塗ります。
雨どいや通気管などのローラーが入りにくい裏側も
ハケの種類を変えながら洩れの無いように塗っていきます。
上塗りも完了いたしました。
リシンやモルタルのようなざらつきのある壁には
溶剤のツヤのある塗料より
水性のマットに近い物の方がなじみやすいですね。
よくケレンをして塗料との密着性を高めます。
鉄部はサビ止めを塗ります。
こういったなんでもないような細かい鉄部から
サビや劣化は始まりやすいので
見落としが無いように丁寧に工事を進めていきます。
車庫内もキレイに塗れています。
使用した塗料はエスケー化研の水性セラミシリコン。
コンクリートの外壁が
真っ白のキレイな外壁に生まれ変わりました。
工事期間中はお客様含め近隣の皆様にも
大変ご迷惑をお掛けしました事を
この場を借りてお礼申し上げます。