茅ヶ崎市 N様邸 外壁塗装工事
こんにちは。サクセス@茅ヶ崎です。
茅ヶ崎市のウッドサイディングの塗装工事を紹介いたします。
築年数は13年程。
建坪は約30坪のモルタル塗りのお家です。
サイディングに使用している木材はウエスタンレッドシダー。
ソフトウッドの中では唯一外装にもオススメとされる材料となります。
- モルタルには大きなクラックが数箇所見られました。
- 夕方の撮影でフラッシュの所為か写真が少し薄暗いのですが
- モルタル壁にコケと汚れが付着しているのがよくわかります。
- 屋根材はアスファルトルーフィングでした。
- アスファルトルーフィングのメンテナンス方法は
- 再塗装工事の事例はほとんどなく、
- 傷んできたら新しいものを張っていくカバー工法になります。
- 汚れは付着していたものの、高圧洗浄でキレイに落としていけば
- 問題なく使用できると判断致しました。
- 雨樋は詰まってしまい水が流れていない状態です。
- こちらも高圧洗浄をかけてから今後の対策を行っていきます。
- 屋根の板金に釘浮を発見致しました。
- 打ち直しをして、板金が風で飛ばないように致します。
- ウッドサイディングのレッドシダーは
- もとの木材の色が日焼け+劣化によって
- シルバーグレーに変色し、更にコケが付着しています。
- 木材の場合一度ついたコケの色を完全に落とすのはほぼ不可能で
- サンディングをした後に再塗装をオススメ致しました。
- 所々に木部の破損が見られました。
- 木部の破損の原因として一番恐ろしいのはシロアリの被害です。
- 破損部を補修する際にシロアリの被害の有り無しを見ます。
- 屋外階段の手すりにも劣化が見られました。
- このままですと危険ですので手すり部分は
- 新しい木材を使用し補強していきます。
- 玄関もレッドシダーの扉でしたので
- こちらも一緒に塗装致します。
- こちらの扉は撤去致します。
- こちらのウッドデッキとフェンスは再塗装となります。
それでは施工スタートです。
コケの発生が見られたウッドデッキは
高圧洗浄を弱めにかけて汚れごと落としていきます。
高圧洗浄は長年にわたって木材に
しみついてしまった汚れも落とすことができますが、
威力を強くやりすぎてしまうと木材が傷んでしまう原因になりますので
素人の方による洗浄はあまりオススメしません。
劣化していた塗膜も落とし、十分に乾燥させた後
上から塗料を塗っていきます。
高圧洗浄をかけた箇所とそうでない箇所がはっきり分かりますね。
デッキに取り付けられた階段の手すりは
どうやら害虫による被害の跡がありました。
やはり正体はシロアリの食い跡でした。
雨ざらしになっている木部があると
シロアリに狙われやすいのが
木質サイディングの弱点の一つです。
とくに直接地面に接する木材や
ダンボールなどを外に置いてしまっているお家は
シロアリに大好物を与えてしまっているのと同じなのです。
階段の箇所は安全面を考え、
古く傷んだ部材は新しい木材に差し替えて補修致します。
足場もおおかた立ち、クラック箇所の補修も致しました。
次はシーラー・中塗り・上塗りを紹介していきます。
まずはクラックの補修を行います。
シリコンのシーリングで割れてしまっている個所を埋めます。
モルタル塗りの壁はザラっとした見た目がとても特徴的で
色々なパターンで塗られているお家をよく見ます。
今回のシーリング補修もモルタルの質感に合わせて
表面のみ少し粗目に仕上げさせて頂きました。
今回外壁に使用する塗料は
エスケー化研から出ている
水性セラミシリコンです。
サクセスの塗装工事は塗膜の持ちを持続させるため
3度塗りの徹底を行っております。
上の画像は水性セラミシリコン用の
下地用塗料(シーラー)を塗っている様子です。
お施主様からも3度塗りをしっかりと確認して頂くために
仕上がりに影響が出ない程度に色を変えて3回に分けているのを
しっかりと見て安心していただきます。
白のシーラーの上に、少しグレーがかった水性セラミシリコンで
中塗りを行っております。
中塗りが終わったら次は上塗りです。
お施主様の指定した色で水性セラミシリコンを塗っていきます。
今回仕様したエスケー化研の水性セラミシリコンは
外壁用塗料の中で一番人気のシリコン系塗料で、
塗膜に弾性があるためクラックなどが多いお家によく使われます。
モルタル下地壁や吹きつけタイル、リシン壁といった
外壁にピッタリの塗料になります。
防水性にも優れていて艶有りから艶消しまで選べます。
湘南地域でも人気のある塗料です。
シロアリ被害で酷く傷んでいた屋外階段の手すりを
新しい木材に交換致しました。
雨を受けやすい平らな手すりは水が溜まりやすく
木材の耐久は落ちやすい箇所です。
こちらも傷んでいたため交換させて頂きました。
手すりはその名の通り人の手が触れる部分となりますので
ささくれ等が無いようにサンダーを使ってしっかりヤスリがけを行います。
塗装の作業など、どの作業もそうですが、
このヤスリがけはとても重要な作業になります。
仕上がりの美しさなどは
すべてここに詰まっているといっても過言ではありません。
塗装するとこういった感じになります。
前回の記事で紹介した下塗りと中塗りの続きで
上塗りの施工も完了し、塗装工事も終了致しました。
クラックも目立たなくなり、苔もキレイに無くなりました。
サッシの汚れも落ちていいます。
こういった汚れやすい箇所は
お客様自身でも定期的に確認を行った方が
お家を丈夫に保つことができます。
玄関もウッドサイディング・デッキと同色で塗装させて頂きました。
N様邸の玄関ドアは木材でできたものでしたので
今回塗料で色が入りましたが、
ドアがアルミでできていてシートが張ってある場合には
同じような色に仕上げるのは一筋縄にはいきません。
こちらはお庭です。
フェンスとウッドデッキも塗っています。
いかがでしたでしょうか。
色が抜けてシルバーグレーになっていたウッドサイディングも
キレイに塗られてて高級感がでました。
約15日間の工事となりました。
工事期間中はお客様含め、
近隣の皆さまにも大変ご迷惑をおかけしたことを
この場を借りてお礼申し上げます。