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茅ヶ崎市O様邸外壁・屋根塗装工事

カテゴリー:屋根・外壁塗装

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こんにちは。サクセス@茅ヶ崎です。
茅ヶ崎市のO様邸塗装工事を紹介いたします。

  • O様邸は築17~18年ほどで約34坪。
    壁は吹き付けのリシン壁でした。
    雨漏りがあるという事で、その原因なども探すため念入りにお外を回らせていただきます。
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    外壁は小さなヘアークラック~おおきなクラックまで
    細かなところにも劣化の様子が伺えました。
    とくにコーナー部分はほぼ全箇所にクラックが発生している状態。
    ここまでクラックが多いと雨水が内部に侵入してしまうのも時間の問題でしょう。
    雨漏りの原因の一部になっている可能性があります。
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    ホース類の裏にはとても大きく長い亀裂がありました。
    こういった細かい部分もしっかりと補修+下地をしてから
    塗料を塗っていかないと直ぐに同じようなクラックが出てしまうでしょう。
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    サッシからは汚れが垂れておりました。
    こういった汚れやすい部分は非常に劣化が早く
    上の写真のように塗料の剥がれが確認されます。
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    エアコンホースは劣化により大破しておりました。
    こちらは東京ガスさんが撤去するとのことです。
    撤去後、こちらのホースがついていた壁は剥けしまいますので
    こちらでパターンを付け直し再塗装致します。
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    既存の塗料の色がピンクで分かりにくいのですが
    しっかりチョーキング現象もみられました。
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    木部や鉄部もかなり傷んでおります。
    ところどころに塗膜の剥がれやサビの発生が確認できました。
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    雨どいは汚れがかなり目立ちますね。
    周りに背の高い木が無かったのが幸いですが、
    枯葉などが汚れた雨どいに積もってしまうとあっというまに詰まってしまいます。
    定期的に高圧洗浄などでお掃除をしていただくのがよろしいかと思います。
    サクセスでも、もちろん雨どいの高圧洗浄のみの施工も行っておりますので
    お気軽にお声掛けくださいませ。
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    スレート屋根ですが、塗膜が剥がれ落ち
    下地が丸見えになってしまっております。
    これでは屋根材そのものが水を吸ってしまいます。
    こちらも雨漏りの原因の可能性が非常にあるでしょう。
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    今回O様邸の足場を組む際に、カーポートの波板を撤去させていただく必要があります。
    リシンのパターンが剥がれている個所が多いため
    パターンの再現などを含め20日間と少し長めの工期をいただきました。

それでは施工スタートです。

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まずは足場を立てて高圧洗浄を行っていきます。
O様邸の屋根勾配はなんと9寸勾配。
通常5寸勾配よりキツイ勾配の屋根は足場が悪く
不安定な状態ですので塗料を持っての作業は非常に危険です。
そのため外壁用の足場とは別に屋根用の足場を組む必要がありました。
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塗装をするにあたってカーポートと外壁がぴったりと設置されている場合
カーポートの波板(天井)部分を一部外してから足場を立てます。
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外壁と波板がくっついていた箇所は
コーキングがしっかりとついていました。
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このままでは塗装ができないので一度
コーキングをカッターで取り除きます。
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エアコンホースを取り外すと吹き付けのパターンがぽっかりと剥がれていました。
はがれた箇所は ハケ・ローラー等を使ってパターンをつけていきます。
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補修箇所が不自然でないように
既存の吹き付けパターンをほぼ復元させます
ハケとローラーを使ってのパターン調整は
まさに職人の腕の見せ所といっても過言ではありません。
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クラックの補修も同じようにやっていきます。
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O様邸では経年劣化によるクラックがよく目立っていました。
補修箇所が多かったのですが丁寧に補修していきます。
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屋根の塗装を始める前に道具を使って
スレート瓦1枚1枚を縁切りしていきます。

”縁切り”とは塗料で屋根の部材同士がくっついて
雨水などの通り道がなくなってしまわないように
部材同士を切り離す作業の事を言います。
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屋根下塗りです。
こちらでは中塗り・上塗りとは色を変えて塗装を進めていきます。OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA
外壁の下塗りも終了しました。

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木部の塗装をしています。
ローラーとハケを使い合わせ、効率よく丁寧に仕上げます。
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前回ご紹介させていただいた、リシン壁の剥がれた箇所は
パターンの再現により、どこが剥がれていたのか
分からないほどキレイになりました。
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そこに外壁の中塗りを塗布します。
塗る際にローラーを縦横に塗料を拡げ、しっかりと塗料を付けていきます。
使用するのは関西ペイントのセラMレタン。
お色はグリーン系を選択されました。
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屋根中塗りです。
使用した塗料はエスケー化研の遮熱クールタイト。
中塗り・上塗りと、塗膜の持ちをよくするために
同じ塗料と2回塗ります。
遮熱効果の高い塗料を選択すると単価自体が上がりますので
当然お値段にも差が出てきます。

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まずクラックの本数が多かった北面の1階外壁部分です。
塗装後と塗装前ではあきらかにクラックが目立たなくなりました。
下処理でコーキング補修をしてから塗装をしていますので
水漏れなどの心配もありません。
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ホースの裏側はとても長い亀裂がありましたが、
そちらもしっかりと処理をいたしました。
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サッシ下です。
汚れの垂れなどが見られ、塗膜の劣化が早かったのですが
高圧洗浄にてしっかりよごれを洗いました。
こういった汚れを放置せず、こまかくお家をチェックしていくのが
お家を長持ちさせる大きなコツとなります。
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塗膜のチョーキング現象があった樋もすっかりキレイになりました。
外壁と樋をつなぐ部材も、
外壁部と樋で色を分けております。
小さな箇所でもお客様にとっては大事なお家の一部。
美観を忘れないことも非常に大切ですよね。
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以前は水切り部分の塗膜は剥がれたり浮いたりとしていました。
今回はしっかり鉄部の処理をしてからの塗装となりましたので
しばらくは安心です。
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基礎も塗装をしております。
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基礎と同じお色で花壇も塗装させていただきました。
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戸袋も高圧洗浄後、鉄部の下処理を十分にしてから塗装をしております。
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かなり錆びていた換気口ですが、
ケレン後の塗装で見違えるようにキレイになりました。

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ぐにゃぐにゃに曲がってしまっていた雨どいは
横樋のみ交換いたしました。
原因は恐らく昨年の大雪だとおもわれます。
現在では荷重に強いガルバリウムで出来た樋なども
販売しておりますので、
大きな損傷を考えるとそちらへの交換もオススメいたします。

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軒天もこのとおり。
真っ白でとってもキレイです。
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塗膜が剥がれてきてしまっていた破風も
しっかりとしたケレン作業のおかげか新品に交換したようですね。
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屋根裏部分の窓周辺などの細かい外壁も
しっかりと養生をしてからの塗装をいたしましたので
丁寧に仕上がりました。
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急勾配の大屋根もこの通り。
屋根用足場を設置しましたので作業もスムーズに行えました。
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傷みが特に酷かった下屋根でしたが
キレイに塗装できています。
塗膜がベロリと剥がれてしまっていましたが
これで水を吸収してしまう事もありません。

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ポストも赤く塗らせていただきました。
緑の外壁とネイビーの屋根に合っていますね。

工事期間は20日間。
工事期間中はお客様を含め近隣の方々にも
ご迷惑をおかけしました事をこの場を借りてお礼申し上げます。
また、機会がございましたらよろしくお願い致します。