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茅ヶ崎市S様邸ウッドデッキ改修工事

カテゴリー:外構工事

33072こんにちは。サクセス@茅ヶ崎です。

夏が終わり日差しで傷んだウッドデッキ関係の工事が増えてまいりました。
本日はS様邸のウッドデッキ改修工事の様子をご紹介いたします。

ウッドデッキは約10年前に設置されたものでホワイトウッドで作られていました。
ホワイトウッドとはホームセンターなどで簡単に手に入る
通称SPF(スプルース(杉)・パイン(松)・ファー(樅))と呼ばれる木材で
内装材などでよく使われる材料の事です。
水を含みやすいため外構には極めて向かない木材です。

今流行のDIYではほとんどがこのSPFで作られた
ウッドデッキが主流になってしまっていますが、
こちらのSPF、しっかりメンテナンスしても約3~5年が寿命と言われています。
それからは床板が割れたり腐ってしまったり
とても人が上に乗って安心していられるような状態ではありません。

今回のS様邸もSPF材が経年劣化によって
下地ごとかなり酷い状態までになっていました。

S__3768323まずは解体を行います。
既存の傷んだウッドデッキを壊し、外壁とデッキとの設置面に板を張ります。
設置面は凹凸が多かったので加工性・耐久性も良いレッドシダーを使用しました。
レッドシダーは加工性の良いソフトウッドですが、
メンテナンス性を考慮し予め防腐処理を施した木材を選定しました。

S__3768337S様邸で使う木材はセランガンバツというハードウッドの仲間の木材です。
バツとは”石”という意味があり、その名の通り非常に耐久性が高く
ハードウッドの中では安価でありコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。

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設置10年とまだ新しい既存の束石のレベルを確認し、
その上から柱を立て基礎を組みます。

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あらかじめ木材に切れ込みを入れる事によって
床板に人が乗った時、負荷を減らし強度を増すことができます。

S__3776516下地を組んだら次はいよいよ床板を張る作業です。
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水はけなどを考慮し、適切な間隔をあけながら床板を張っていきます。

ウッドデッキを作成する際にステンレスのビスの使用をオススメしています。
ビスの頭は十字の物よりも四角くなっているものの方が
施工中に潰れにくい事が特徴です。

S__3809314フェンスが取り付けられました。
S__3809312セランガンバツの平均寿命は一般的に約15~20年ほどといわれており
メンテナンスフリーのウッドデッキとして流行の材料です。
撤去させていただきましたホワイトウッドのウッドデッキと比べると
一目瞭然に違いがわかると思います。

工事期間中は、お客様をはじめ、近隣の皆様にも
ご不便やご迷惑をおかけいたしましたことを
この場を借りてお礼申し上げます。