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茅ヶ崎市T様邸外壁・屋根塗装工事

カテゴリー:屋根・外壁塗装
  • P1040756こんにちは。サクセス@茅ヶ崎です。
    茅ヶ崎市T様邸の外壁・屋根塗装工事の現場を紹介いたします。
  • 今回の現場は築10年ほど。大きなFix窓が特徴的なお家です。
    外壁は白いリシン壁を使用されています。
  • P1040723 P1040729
    茅ヶ崎市の南側で塩害地域という事もあり鉄部周辺の劣化が非常に良く見らえます。
    しっかりとした下処理・ケレンが重要です。
  • P1040728 P1040752
    こちらの鉄部は塗膜がヒビ割れて剥がれ落ちてしまっています。
    上記同様しっかりとケレン後再塗装が必要です。
    もし放置していてサビが発生するとそこから外壁にサビが移転し
    外壁自体を劣化させる恐れがあります。
  • P1040738外壁につる草がはってしまっています。
    このままにしておくとリシン壁内部に根をはってしまいますのでキレイに取り除きます。
  • P1040750 P1040747日当たりの悪い面はこのように苔が発生していました。
    細めなチェックをしながら高圧洗浄をしていきます。
  • P1040739コーナー部にはクラックが見られました。
    リシン壁で一番クラックができやすいのはコーナーで、
    壁の合わせ目ですので放置すると脱落の恐れがあります。
  • P1040759P1040763スレート屋根は遠目から見るとそこまで劣化等は見られませんが
    屋根に上ってみてみると塗膜切れを起こしていて屋根瓦自体も割れてしまっていました。
  • P1040766こちらは棟板金とスレート屋根との取り合い部分がカケてしまい、
    間に挟まってギリギリぶら下がっている状態です。
    スグにでも落下する危険性があり、万が一の場合大けがに繋がります。
  • P1040765屋根の隙間にコケ・カビが挟まっている様子です。
    スレートの重なり部分の水はけが悪いとそこにカビやコケが発生しやすくなります。
  • P1040774棟板金に釘浮きを発見しました。
    釘浮きの個所も何ヶ所か見られましたので台風などが続いた場合は
    棟板金ごと飛んで行ってしまう事があります。
  • P1040776クラックにはコーキング処理をし、水はけを良くするよう
    適切な処理をしていきます。
  • P1040721 P1040771P1040769破風・軒天の塗膜もヒビ割れ剥がれてしまっています。
    これではいつ内部に水が浸入してもおかしくない状態です。
    こちらもケレン後塗装していきます。
  • P1050133 P1050137雨どいが曲がってしまっている状態です。
  • こちらは保険対応としてやる予定でしたが、
    T様の加入されている保険が火災のみ対応の保険であったため
    風災の被害は保険でおりませんでした。
  • みなさまよく間違わられるのが一言に火災保険といっても種類があります。
    一般的な火災保険は火災のみならず落雷、風災、水災など自然災害に使用できます。
    今回の樋の破損は積雪による風災被害に入ります。
  • 一度お家の保険を見直ししてみてはいかがでしょうか?

それでは施工スタートです。

IMG_1319 IMG_1317足場を組み高圧洗浄をしていきます。
高圧洗浄をする際、サクセスでは近隣の方に
挨拶と共に実施する日時をお知らせし、当日洗濯物などの
汚れが付いてはいけないものなどをしまって頂くようにお願いしております。
必要があれば近隣のお家にも高圧洗浄時のみの養生をさせて頂く事もございます。

まれに塗装工事中に隣のお家が汚れてしまったなどというトラブルを聞きます。
こちらの問題は業者の配慮が無かったといえます。
もし告知なし・養生なしで高圧洗浄をやってしまえばトラブルになりかねません。
そういった面を含めて業者選びは慎重に行った方が良いでしょう。

IMG_1330屋根が乾いたらシーラーを塗布いたます。

IMG_1332 IMG_1333シーラー後スレート瓦のクラックを補修していきます。
塩害地域という事もあったので補修箇所が非常に多いですね。
前回もご紹介したとおり塗装が終わりましたら
こちらの補修箇所は目立たなくなります。

P1050142 P1050144 P1050141つづいて塗装しない箇所を養生します。

P1050153 P1050156養生が終わったら鉄部のケレン・サビ止めです。
そこから鉄部の塗装を進めていきます。

P1050161壁の下塗りです。

P1050180屋根もいよいよ上塗りとなりました。
刷毛とローラーを使い分けて塗っていきます。
2回塗り重ねることで塗膜の厚みが付加されますし、色も鮮やかに発色されます。

IMG_1367上塗りが完了し、乾燥させ縁切りをします。
縁切りとは、塗料によりスレート屋根の隙間が埋まってしまうので
雨水などが逃げれるよう隙間を作ることを言います。
この作業を省いて縁切りをしないとわずかな隙間から水が浸入し
内部を腐らせたり雨漏りの原因を作ったりしてしまいます。
とても地味な作業ですが、この作業こそがお家を長持ちさせる秘訣なのです。

IMG_1361屋根も全体が乾きました。
使用した塗料は日本特殊塗料の遮熱パラサーモ。
航空機にも使用されている塗料で屋根裏の温度が
15~20℃ダウンすると言われています。

IMG_1368棟板金との取り合い部分に掛けたスレート材が挟まっていましたが
撤去し、撤去部分は写真で見ると隙間になっていますが
奥にはしっかりコーキングを打ち塗装をしていますので
防水効果も期待できます。

P1050181外壁も上塗り作業に移ります。
T様邸の外壁はエスケー化研の水性セラミシリコン。
ほぼ無臭で環境に優しく低汚染。
カビやコケの発生にも強い塗料です。

P1050179お色は本来のイメージを崩さないように白を選ばれました。
乾燥したら最終チェックを念入りにし、養生等を撤去します。

IMG_1369 P1050188 P1050187 P1050185 P1050186塗膜が割れてしまっていた破風や軒天などの木部、
そして照明や水切り部の鉄部もしっかりケレンしてから塗装しました。

P1050183コーナー部にあったヘアークラックもこの通りキレイに仕上がりました。
樋も外壁に合わせた色で塗っております。

P1050194P1050184 P1050191日当たりの悪い面にはカビやコケが酷く発生していましたので。
念入りに高圧洗浄をし、塗装をしました。
まれにご自身で高圧洗浄機を購入し外壁の洗浄をされる方がいらっしゃるのですが
今回のようなリシン壁ですと、強度や近さを間違えれば
リシンが剥がれ飛んでしまう可能性があります。
適度な加減など、プロにお任せいただくのがお家にとって
一番いい方法ではあります。

P1050195急ぎの工事になってしまいましたが
工事終了の翌日から予報通り雨天が続きましたので
タイミングよく完工しました。
作業人数を増やしての作業でしたため
当初の予定よりも早く終わらせることができました。

工事期間中は、お客様をはじめ、近隣の皆様にも
ご不便やご迷惑をおかけいたしましたことを
この場を借りてお礼申し上げます。