ACHIEVEMENTSリフォーム実績
茅ヶ崎市M様邸外壁屋根塗装工事
秋に入って天候が安定してきた事もあり、
街中を歩いていても足場が建っている
現場を多く見かける季節になってきました。
当社でも、外壁塗装現場が茅ヶ崎のあちらこちらで開始されています。
今回のM様邸は築年数は約20年、建坪43坪とかなり大きいお宅になります。
お客様をはじめ、近隣の皆様にもご不便やご迷惑をおかけすることと存じますが、
ご理解とご協力をお願い申し上げます。
現在はオレンジとホワイトを使い分けた色調で
綺麗にまとめられた印象を受けますね。
外壁はモルタル壁で日の光に当たると、塗膜の劣化が目立つ箇所も
ありますので、塗装時期としては良い時期でしょう。
風雨が当たりにくい箇所でも、
壁に軽く指先が触れただけでこのようにチョーキングが発生しています。
かなりの劣化が見られる破風部分。
土台水切り部分の塗膜もこのようにヒビ割れし、劣化しているのが確認出来ます。
雨樋自体は経年による硬化も少なく、しっかりと高圧洗浄後に
綺麗に塗装を行う予定です。
外壁のモルタル壁は、サッシの取り合い部分等にこまかいクラックが
発生していますので、コーキングで補修する予定になります。
それでは、足場の設置を開始します。
安全第一でご満足いただける仕上がりを
目指して作業していきますので 宜しくお願い致します。
足場組立も完了し、高圧洗浄も問題無く終了。
クラック部分のコーキングとサッシ廻り等の塗料で汚れては
いけない箇所を丁寧に養生していきます。
クラック箇所を確認しながら、変性シリコンをコーキングしていきます。
このお宅のようにクラックが小さいものに関しては
擦り込み工法といって、クラック部分にシーリング材を擦り込むように充填する工法で
小さなヒビ割れの場合に用いる工法になります。
手間もかからずコストも軽減できるためリフォームの現場では結構用いられます。
また、あまりにもクラックが大きい場合は、電動カッター等でヒビ割れ部分を
敢えて削り取ることで溝を作り、深部までシーリング材を充填させる工法で
Uカット工法という、工法があります。
Uカット工法は厚みも有り耐久性も優れていますが、コストもそれなりにかかり
もちろんプライマーなどの下塗り材は不可欠になります。
コーキング補修と各部の養生が終わり
一回目のシーラー塗装を開始する前に、
コーキング補修や養生の漏れ、高圧洗浄されていない箇所がないかどうかを、
しっかりとチェックします。
破風板の劣化が想像以上に激しかった為
お客様と相談し、塗装ではなく破風板金工事に変更となりました。
ご覧の通りの状態。 これでは塗装は難しいですね。
少々、勾配のきつい1F下屋根。
スレート材を使用した屋根になります。
残念ながら、防水性能は期待できない状態です。
2F大屋根部分。
1F同様、塗膜は切れており防水性能は期待できない状態です。
一回目のシーラー塗装を開始しています。
今回は水性塗料を使用しますので、それにあわせた シーラーをしっかりと塗っていきます。
溶剤タイプに比べ、塗装時や乾燥途中の臭いが少なく、
塗装終了後の道具の洗浄(排水)時を含め、環境に対する影響が少ないですが
乾燥までの時間が溶剤タイプに比べ時間がかかります(3~4時間程度)
また、下地の劣化が激しい場合には不向きになりますが、
今回のお宅の外壁はクラックも少なく、綺麗な状態だったので
水性シーラーはベストなチョイスでしょう。
シーラー塗装が終了し、乾燥後二回目の中塗り塗装を開始致します。
三回目の上塗り塗装が進んでいる状態です。
今回使用している塗料はエスケー化研株式会社の水性セラミシリコンになります。
この塗料は、今回のようなモルタル壁には最適な塗料で
シリコン系樹脂にセラミック成分を複合化し、セラミックシリコン樹脂として
接合され、シロキサン結合と言って、シリコンを主骨格とした
結合角が広く、らせん構造した結合でしっかりと架橋塗膜を形成しますので
剥がれ等のトラブルや大気中の汚れや排気ガス等の汚染物質を寄せ付けないだけでなく
優れた耐水性、耐アルカリ性等の性能も持ち合わせます。
水性の為、環境汚染も少なくおすすめの塗料と言えます。
今回は1F部分をオレンジ、2F部分を山吹色に塗り分けました。
1F下屋根部分の破風と雨樋は塗装し、作業は完了です。
コントラストがはっきりしていて、良い感じに仕上がってきました。
雨樋や破風等の細かい箇所の仕上げに入っています。
いよいよ作業は大詰め。次回は屋根塗装になります。
1F下屋根と2F大屋根の塗装作業が始まっています。
屋根の塗装は三回塗装が基本になります。
今回屋根で使用した塗料はエスケー化研株式会社のヤネフレッシュになります。
ポリウレタン樹脂塗料になり、ヤネフレッシュシリーズは
コロニアルやカラーベストなどの薄型塗装瓦や、
トタン屋根の塗り替え用として開発された、耐久性の高い屋根用塗料です。
優れた耐候性・付着性を示し、長期間安定した性能を発揮します。
縁切りの為のタスペーサーを挿入していきます。
タスペーサーを挿入し、三回目の最終塗装をし
屋根塗装は終了になります。
外壁部分とサッシの納まり部分や雨樋等の細かい箇所の最終チェック。
破風は塗装終了後に板金工事を開始します。
塗り漏れ、塗りムラ、塗料飛び等がないかどうかを当社担当2~3人で
しっかりとチェックします。
完成まであと一歩。 破風板を取り付け、次回で完成になります。
1Fの一部は破風塗装で仕上げていますが、
その他の箇所は全て板金作業で仕上げていきます。
横樋と雨樋受け金具を取り外します。
破風の色はホワイト。 板金鋏を駆使し、作業を進めていきます。
塗装の場合は短期的なメンテナンスが必要ですが
板金材の塗装は焼き付け塗装になっているので
短期的なメンテナンスは必要ありません。
また木板と異なり雨水に強いので劣化が遅くなります。
板金材はガルバリウム鋼板・ステンレス・銅板等での加工が可能です。
お好みの色と材質で施工が出来ますので、お気軽にご相談して頂ければと思います。
綺麗に仕上がりました。
一番ダメージの大きかった部分も、これで雨水の浸入もなくなり一安心ですね。
完成です。
約二週間半の工事で施工中はお客様及び近隣の皆様にも
ご不便やご迷惑をおかけ致しましたが無事作業が終わりました。
この場を借りてお礼申し上げます。また何か御座いましたら、
お気軽に申し付け下さい。宜しくお願い致します。