茅ヶ崎市T様邸外壁屋根塗装工事
カテゴリー:屋根・外壁塗装
こんにちは。サクセス@茅ヶ崎です。
先日から茅ヶ崎市T様邸の外壁屋根塗装工事が開始されました。
建坪34坪、築年数は約30年のお宅になります。
お客様をはじめ、近隣の皆様にもご不便やご迷惑をおかけすることと存じますが、
ご理解とご協力をお願い申し上げます。
前回の塗装から、かなり経過しているらしく
軒天や破風の塗装の痛みが目立ちますね。
軒天は部分的に痛みが激しい箇所もありますので
補修し、新たに塗装していきます。
破風板の塗膜はご覧の通り、剥離が酷い状態なので
しっかりとケレンし、古い塗料を完全に除去した後
塗装をしないと、すぐに剥がれてしまいますので
丁寧に作業を進めていきます。
以前、他社でサッシの交換をされたとの事ですが、
外壁との取り合い部分の収まりは正直お粗末な工事ですね。
完全に直す事は難しいですが、多少手を加えもう少し防水と見た目が
良くなるようにする予定です。
外壁と軒天の取り合い部分から雨漏りの可能性があるクラックが何箇所か。
コーキング施工後に高圧洗浄を実施し、
漏れが止まっているかどうか確認が必要ですね。
こちらも北側、サッシ枠にクラック。同様にコーキングをし、
雨漏りがないか検査が必要です。
1F下屋根部分。
苔の発生はあまり無い状態ですが
塗膜は切れ、防水性能は期待出来ない状態ですね。
チョーキング現象はこの通り。
壁面はモルタル壁になり、ここまでチョーキングが酷い状態だと
雨水は完全に染み込み、内部のラス網や木部を痛めていく事になるでしょう。
予定工期は約2週間。
丁寧に作業を進め、ご満足いただける仕上がりになるよう
安全にも、十分気を配りながらやっていきたいと
思いますので、宜しくお願い致します
それでは施工スタートになります。
まずはサッシ取り合い部分や壁部分のクラックをコーキングで補修し、
軒天井を塗装後 一回目のシーラー塗装を開始している状態です。
軒天井は艶消しのホワイトで塗装。
部分的に劣化が酷い箇所があったので
三回塗装し、塗膜を厚くし仕上げた箇所も何箇所か。
旧塗装はしっかりとケレンし、剥がした後シーラー塗装を施した破風板。
塗装の状態は酷かったですが、破風板自体に腐りは無いので
今回の塗装で綺麗に仕上がるでしょう。
雨漏りの恐れがあったサッシ枠のクラックも綺麗に補修し、塗装が進んでいます。
徐々に艶が戻ってきているのが分かります。
取り付けがお粗末だったサッシ廻りのコーキングも
少々手直しをして、塗装しています。
屋根はスレート屋根。
割れ等の不具合箇所は無く、塗膜の劣化が目立つ状態。
綺麗に塗装してあげれば、防水性能は回復する状態ですね。
いよいよ工事も大詰め。外壁の三回塗りが終了し、屋根の塗装が始まっています。
屋根はもともとブラックでしたが、
日本特殊塗料株式会社の パラサーモをチョイス。
カラーはオリーブに決定しました。
条件にもよりますが、屋根の裏面温度を従来の屋根用塗料と
比較し“15~20℃”も低減します
新築時には、屋根材上下かさなり部に隙間があり、
雨水の排出、屋根材裏面の通気がある程度できるようになっていますが
今回のように塗装改修した場合、
塗料で屋根材上下かさなり部を密着させてしまう事によって、
屋根材の縦突合せ目地部から浸入した雨水が排出出来なくなり、
屋根材裏面に水分が溜まってしまいます。
また、屋根材上下水平方向かさなり部からの
毛細管現象も発生させてしまう事もありますので
今回のようにタスペーサーを使用したり、
きちんとした縁切り作業がおこなわれていないと、
屋根野地板の腐朽や雨漏りの原因を引き起こす事がありますので注意が必要です。
あれだけ酷かった破風板や軒天井も綺麗に仕上がりました。
雨樋も綺麗に仕上がりましたね。
面格子も綺麗に塗装します。
鉄製の面格子なので、錆が出ている箇所はしっかりとケレンし塗装を進めます。
乾燥後に取り付けていき作業は完了です。
足場解体をする前に、各部の仕上がり検査を進め
手直しをし、全ての工事が完了致しました。
破風板、雨樋、軒天井、外壁と施工前とは比べ物にならない程
綺麗になっています。
約一週間半の工事で施工中はお客様及び近隣の皆様にも
ご不便やご迷惑をおかけ致しましたが無事作業が終わりました。
この場を借りてお礼申し上げます。また何か御座いましたら、
お気軽に申し付け下さい。
宜しくお願い致します。