ACHIEVEMENTSリフォーム実績
藤沢市K様邸駐車場鉄部塗装工事
本日のリフォーム実績は藤沢市K様邸駐車場鉄部塗装工事になります。
海岸から歩いて五分程度のお宅の為、錆の発生が激しく軽く掃除をして
塗装という訳にはいかず、しっかりと下地を作ってからの塗装工事になります。
- 駐車場入り口はそこまで錆の発生はありませんが・・・
- 内部はこの通りで、錆が酷すぎて鉄板に穴が開いてしまっている箇所も多く
そういった箇所は出来るだけ錆を落とし、錆止めを奥まで塗布し
普段見えない裏側からの錆の再発生を抑える必要があります。
それでは施工スタートになります。
まずは下地作りの第一歩。
錆の剥離作業から開始です。
出来るだけ錆を落とし切り、鉄の地肌が見えるくらいまで綺麗に
処理を進めますが、穴が開いてしまっているような酷い箇所も
しっかりと処理を進めます。
鉄部の表面塗装は、風雨や紫外線により徐々に劣化します。
立地環境や塗装材料により塗り替え周期の長短がありますが、
一般的に用いられる合成樹脂調合ペイントでは、
屋外3~4年、屋内5~6年程度が標準周期です。
鉄部塗装塗膜の劣化現象は、光沢の消失やチョーキング現象がその前兆で、
次第に錆や塗膜の剥離が生じ、ついには腐食してしまいます。
本来であればここまで錆が発生する前に塗装できればベストなのですが
こうなってしまった場合は下地処理にしっかりと時間をかけ
出来るだけ古い錆を残さない事が錆の早期発生を抑えるコツになります。
ワイヤーカップやブラシでケレンしていくのは
気が遠くなるような作業ですが、地道にコツコツが
綺麗に長持ちさせる為には必要不可欠な作業となります。
同時に高圧洗浄で汚れや細かい錆を落としていきます。
防錆処理。
鉄は剥き出しになると、大気中の水分や酸化に誘発されあっという間に錆が発生します。
ケレン後は時間を置かずに防錆処理を施す事も
鉄部塗装を綺麗に仕上げる為には大事なポイントになりますので
サクセス男性陣総出で防錆処理を進めます。
穴の開いた箇所は、その内側にまで防錆剤を塗り込み錆の広がりを抑えます。
今回使用した防錆処理剤は2液性の染めQテクノロジィのパワー防錆AP089。
強力な密着性能を持ち、耐化学薬品性に優れ、すでに発生している錆面の
進行を抑える事が出来る非常に優秀な防錆剤になります。
上塗りは弱溶性ウレタン塗料を使用し、吹き付けにて施工。
通常より若干粘度を上げ、塗膜を厚く吹き付け仕上げました。
穴が開いてしまっている箇所の内側にもたっぷりと塗料を吹き込んだので
しばらくは錆の進行は抑えられるでしょう。
無事に作業終了です。施工中は近隣の皆様にも
ご不便やご迷惑をおかけ致しましたが無事作業が終わりました。
この場を借りてお礼申し上げます。 また何か御座いましたら、
お気軽に申し付け下さい。 宜しくお願い致します。