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茅ヶ崎市 S様邸 外壁・屋根塗装工事【FileNo.4】
S様邸の外壁・屋根塗装工事の続きを紹介いたします。
前回までの工事は【FileNo.1】【FileNo.2】【FileNo.3】を
ご覧ください。
S様邸のスレート屋根です。
塗膜切れを起こしているので、
もともとの色が飛んでかすれてしまっている状態です。
瓦材自体に雨が吸い込んでしまうので
長い雨などで雨漏りする危険性があります。
今回使用する塗料は
日本特殊塗料の遮熱パラサーモ。
温度上昇を抑えるために
次世代航空機(SST)用塗料の最新技術を応用し、
太陽光線に対する抜群の反射率と熱放射率に優れた遮熱塗料。
戸建住宅や工場、倉庫などの屋根に採用され、
その遮熱効果は高い評価を受けています。
まずは下塗り。
ローラーでまんべんなく塗っていきます。
塗装の工事では、シーラー(下塗り)は
省くことができない大事な作業です。
下塗りを終えると、今度は縁切りといって
タスペーサーを入れる作業です。
縁切りとは、塗料によりスレート屋根の隙間が埋まってしまうので
雨水などが逃げれるよう隙間を作ることを言います。
この作業を省いて縁切りをしないとわずかな隙間から水が浸入し
内部を腐らせたり雨漏りの原因を作ったりしてしまいます。
タスペーサーの差し込み個数は1平米に約10個。
建坪30坪のお宅ですと、500個~1000個のタスペーサーを挿入することとなります。
とても地味な作業ですが、この作業こそがお家を長持ちさせる秘訣なのです。
シーラーが完全に乾いたら中塗りです。
こちらもローラーを使って
ムラの無いように塗っていきます。
これで屋根材の防水効果は
塗膜によって守られました。
前回錆止めを塗布した棟板金にも
同じ塗料を塗ります。
こちらは雨戸の鏡板をケレン(ヤスリ掛け)している様子です。
汚れやサビを落とし、塗料との密着性をよくするために
ケレンを十分に行い表面の下地作りをしっかり準備します。
下準備が終わったらローラーではなく
細めのハケを使用し、塗料を塗っていきます。