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サクセスショールーム改修工事【FileNo.3】
こんにちは。サクセス@茅ヶ崎です。
ショールーム改修工事の続きを紹介いたします。
前回までの工事は【FileNo.1】【FileNo.2】をご覧ください。
前回型枠を作成しましたので、
そちらに練り混ぜたコンクリートを流し込み
リブ付きの異形鉄筋と呼ばれる鉄筋を置きます。
コンクリートはミキサーと呼ばれる丸い機械を用いて
セメントと砂利、水を加えて練ります。
コンクリートとセメントの違いをよく聞かれますが
セメントとはコンクリートの原料となるものです。
セメント1:砂3:砂利6が最も一般的な割合ですね。
モルタルというのは砂利は入れずにセメントと砂を混ぜたものなんです。
強度を高めたい場合には、より強固にする材料を混ぜ
水の量を調整したりします。
素人の方がコンクリートを造ろうと考えると
規定の量をしっかり守らないと固まらなかったり
軟弱なコンクリートになってしまったり、
なめらかではないゴツゴツとした表面になってしまったりと
大変難しいので、調整などは専門家に是非お問い合わせください。
ミキサーで混ぜたコンクリートは
舟に入れもう一度鍬で混ぜます。
今回、室内での作業となりますので
型枠への流し込みはすべてバケツで移し替える
手作業で行います。
この作業がとっても重労働なんです。
流し込み均す作業を繰り返し行い
型枠内いっぱいにコンクリートを入れます。
金ゴテでなめらかな表面にしあげます。
いかがでしょうか。
このまましばらく時間を置き
コンクリートが完全に硬化するまで待ちます。
さて、コンクリートの硬化は乾燥している日により時間を置く、
と勘違いされている方が結構いらっしゃいますが
実はコンクリートの中に含まれているセメントは
空気ではなく水に反応し、水和熱という熱が生じ
それにより硬化するのです。
内装などでよく使う漆喰や珪藻土は逆に
空気によって固まります。
なので先ほども説明した通り、
早く乾くようにと水を少なく調合すると
完成に不具合が出てきてしまうのです。
数日間放置しコンクリートが完全に硬化しました。
この後角や表面を削り更に滑らかにしていきます。
天井の羽目板に空いた穴にも
ダウンライトを取り付けました。
これで作業の効率もさらにあがりますね。
次回は壁の珪藻土工事を紹介いたします。