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茅ヶ崎市 T様邸 外壁・屋根塗装工事【FileNo.3】

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こんにちは。
サクセス@茅ヶ崎です。

T様邸の塗装工事の続きを紹介いたします。
前回までの工事は【FileNo.1】【FileNo.2】をご覧ください。

そして前回は屋根の鉄部塗装までご紹介いたしました。
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いよいよ屋根の塗装に取り掛かります。
今や外壁や屋根の塗装工事は3回塗りが主流になっていますね。
当社でも塗装は下塗り→中塗り→上塗りの
3工程で進めていきます。

まず下塗りの前に屋根材の水下側にタスペーサーという
縁切り部材をはめていきます。

こちらの部材は何度か当社のブログにも出てきておりますが
非常に重要な部材になりますので、随時説明をさせて頂きます。

縁切りとは、塗料によりスレート屋根の隙間が埋まってしまうので
雨水などが逃げれるよう隙間を作ることを言います。
この作業を省いて縁切りをしないとわずかな隙間から水が浸入し
内部を腐らせたり雨漏りの原因を作ったりしてしまいます。
タスペーサーの差し込み個数は1平米に約10個。
建坪30坪のお宅ですと、500個~1000個のタスペーサーを挿入することとなります。
とても地味な作業ですが、この作業こそがお家を長持ちさせる秘訣なのです。

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割れてしまっていたスレート瓦はコーキングで補修。
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屋根の下地処理が終了したらいよいよ下塗りです。
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今回屋根に使用する塗料はエスケー化研の遮熱クールタイト。
専用の下塗り材(シーラー)をムラなく塗布します。

下塗り材が完全に乾くまで屋根の作業は時間を置きましょう。

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同時に外壁の塗装工事を進めていきます。
上の写真は仕上塗料で2回目の塗装(中塗り)を行っています。

よく見て頂くと1回目の塗装(下塗り)の材料と
色が微妙に違うのが分かりますでしょうか?

本来お客様からのご要望があれば
仕上げ材とシーラーの色を分けて
3回塗りの工程をわかりやすくすることも可能ですが、
上塗りした時にも薄い色だと透けが少なくなるため
プロの職人は白を使うことがほとんどです。

仕上げ材とシーラーの色が近似色である場合
どこまで塗ったかなどは、塗膜の厚みなどで判断したりなど
経験があってこそできる物だといえます。

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ムラの無いキレイな仕上がりですね。
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サッシ周辺や換気口周辺などの
ローラーが入らない細かな隙間などは
細めのハケを使って丁寧に仕上げます。
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2Fの中塗りが終了し、次は1Fの中塗りです。
先ほど同様、仕上げ材を塗布していきます。

2Fと同じシーラーを使用してあったので
1Fは中塗りとの違いがよくわかります。

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使用した塗料は関西ペイントのセラMレタン。
キレイに仕上がっております。

次回は木部・鉄部の塗装を紹介いたします。