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茅ヶ崎市K様邸フローリング貼り替え工事【FileNo.2】

カテゴリー:本日の現場

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こんにちは。サクセス@茅ヶ崎です。
K様邸のフローリング貼り替え工事が順調に進んでいます。前回はコチラ
今回は、事前に床の不陸を調べたところ、問題が無かったので
合板下貼りはせずに、そのまま無垢フローリングを貼っていきます。
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無垢材は「自然木」のため、外気の湿気の変化により、必ず伸縮します。
強く貼りこみ過ぎると、湿気が高くなるにつれ
膨張し突き上げや目割れを起こすことがあります。
また、逆に緩くしすぎると隙間が 出ることもありますので
現場の湿度・施工する樹種の特性を十分、認識し施工する必要があります。
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無垢のフローリング材が湿気にあうと問題が生じてきます。
調湿と結露防止がとくに重要です。反り・伸縮が出やすい、
含水率が25%を超えると腐朽菌が生育し腐る、通気性を良くすることが先決ですが、
湿気が予想される所では、
珪藻土を壁に塗るなどの調湿と断熱の工夫をする必要があります。
ヒノキやヒバ(アスナロ)といった樹種は、殺菌効果のあるヒノキチオールを多く含み、
耐湿性・耐 腐朽性・耐蟻性があります。ただし、既に過敏症になっている人にとっては
アレルギーの対象となる場合もあり、使用に際しては、反応を試験する必要があります。
無塗装品の場合なら、使用者の意志で塗装を選択する訳ですが、
着色をする時は、 樹種によっては色ムラが出やすいものもあり注意が必要です。
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使用に際しての、注意点が多くデメリットしかないのでは・・・
と心配になるかも知れませんが
そうそう不具合が出るものではありませんので、ご安心ください。
メリットの方が多い素材になります。
仕上がりの素晴らしさと、裸足で歩いた時のしっとりとした柔らかな感触等
無垢材を使用しているお宅に住んでいる方にしか
分からない良さがある事は間違いありません。
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着々と進行中になります。
次回で完成の予定になります。