BLOGブログ
高座郡寒川町O様邸外壁屋根塗装工事【FileNo.4】
こんにちは。サクセス@茅ヶ崎です。
寒川町の外壁屋根塗装工事の続きになります。前回はコチラ。
2階部分は1階とデザインの違うサイディングを使用しており
今回使用したシーラーは関西ペイント株式会社のアレスホルダーGⅡになります。
水性から溶剤形まで、幅広い上塗材に対応できる
塗り替え用一液水性微弾性のシーラーになります。
中塗り、上塗りは同じく関西ペイント株式会社のセラMシリコンを使用。
カラーは元色と変えずに淡いクリーム色で塗り替えていきます。
メーカーの指定した塗料マニュアルに沿った調合と塗り方をすれば
10年間は写真のような艶を保てる非常に優れたシリコン塗料になります。
ですが、塗装時の使用性は難しく、癖のある塗料になりますので
塗装職人の技術も非常に大切になってきます。
破風や雨樋は艶を押さえ、仕上げていきます。
間近で見ても、新たに塗ったという感じでは無く
まるで新品に交換したかのような仕上がりですね。
施工前は入隅のコーキング、塗装の劣化が目立ちましたが綺麗になりました。
手前の破風板はまだ塗装しておりません。
こちらが塗装後の破風板。
塗膜を必要以上に厚く塗らずに自然な艶で仕上げています。
川沿いのお宅だったので、夕方になると川からの風が強く
作業が難航しましたが、その風でも剥がれないように
養生をしっかり行い作業を進めましたので
周囲を汚す事無く、スムーズに作業が進みました。
屋根はエスケー化研株式会社の遮熱クールタイトのブラックをチョイス。
下塗り、中塗り、上塗りの3回で仕上げました。
下塗りはマイルドシーラーEPOを使用。
特殊エポキシ樹脂を結合材として用いた弱溶剤二液反応硬化タイプの下塗材で
薄型塗装瓦の表面強化にも優れた性能をもつシーラーになります。
錆止めを塗った雪止めも綺麗に仕上がっています。
1階部分は前回のブログにも書きましたが
日本ペイントのピュアライドUVプロテクトクリヤーを二回塗りで仕上げていきます。
艶は3分艶をチョイスしたので、控えめな艶で仕上がっていきます。
今回のようなスパッタ加工されたサイディングには
クリヤー塗装が最適な塗装方法になると思いますが
従来のクリヤー塗装の弱点は、透明ゆえに紫外線も透過し、
その塗装素地を劣化させてしまうという点にありました。
家具類などのクリヤー仕上げのものを外に放置しますと、塗装がすぐ剥れてきます。
部屋の中に置いておくと何十年も平気なものが、
風雨もさることながら紫外線によって塗装素地の劣化が起こるわけです。
そんな問題を解決したのが今回使用した紫外線吸収剤配合のクリヤー塗料になります。
アップで撮影すると塗装前との違いが良く分かるかと思います。
次回で作業は終了になります。
お客様及び近隣の皆様にも
ご不便やご迷惑をおかけ致しておりますが、
あと少しで完工致しますので
宜しくお願い致します。