茅ヶ崎市A様邸外壁屋根塗装工事【FileNo.2】
2013年11月7日
こんにちは。サクセス@茅ヶ崎です。
先日からはじまっている茅ヶ崎市A様邸の外壁屋根塗装工事の続きになります。
前回の作業はコチラをご覧になって下さい。
まずはコーキングの打ち替え作業から開始になります。
外壁の構成材(サイディング)は温度変化によって伸縮し、目地幅などが変化します。
このようにムーブメントが働く目地のことをワーキングジョイントといいます。
ワーキングジョイントではバックアップ材、ボンドブレーカーなどを使用して、
目地の底部へのシーリング材の付着をしないようにします。
そうすることでシーリング材がムーブメント(サイディング)に追従できます。
ところが、三面接着してしまうとシーリング材の
特長である伸縮性が失われ部材の膨張や収縮に対応できなくなり、
シーリング材がひび割れたり破損する原因になりますので注意が必要です。
一箇所一箇所丁寧に作業を進めます。
ボンドブレーカーやバックアップ材に問題がある場合は
適宜交換をしていきます。
今まで使用していたコーキングの断片。
経年で硬化し、手で触るとボロボロと崩れていきます。
この状態を放置してしまうと、サイディングの隙間から雨水が侵入し
防水シートや木部にじわじわとダメージを与えて
木部の腐りやシロアリの発生につながりますので
注意が必要です。
破風板部分の塗装の劣化も目立ちますね。
コーキング打ち替え作業が終わり
軒天部分の塗装を進めます。
艶消しのホワイトを使用していきます。
軒天塗装は通常二回塗りが基本になりますが
方位等の条件によって塗装の劣化が著しい箇所は、
三回塗りで仕上げをしていく場合もあります。
施工前に家全体を点検すると、
東西南北同じように劣化が進んでいる家は少ないので
劣化状況が激しい箇所、そうでない箇所をしっかりと把握し
それぞれ適切な工事を進めていく事が大事になってきます。