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茅ヶ崎市S様邸1Fリフォーム工事【File,No3】
こんにちは。サクセス@茅ヶ崎です。
昨夜から早朝にかけての台風26号の被害が各地で報告されていますね。
当社でも朝から屋根の棟がずれたから見て欲しいといったような点検の
お電話がひっきりなしの状態。
雨漏りは予想もしない被害を出す事も多いので
発見次第修理する事をおすすめしております。
さて、本日は茅ヶ崎市S様邸File,No2からの続きで
内装リフォームと並行して外壁塗装がスタートしました。
問題の北側木部腐りの原因でもあるFIX窓ですが、
窓枠はご覧の通り腐って内側部分が見えてしまっている状態なので
この部分は新しく窓枠を作り、外壁は左官工事で仕上げていきます。
見た目も良い採光窓ですが、使用する素材や防水処理を間違ってしまうと
このように悲惨な状態になりますので注意が必要です。
既存のサッシ周りのコーキングも劣化が酷い為
打ち替えをしていきます。
サッシ周りのコーキングが終わったら
高圧洗浄を開始します。
晴れの日は近隣のお宅の洗濯物が外に出ていたりと
ご迷惑がかかる事が多いので、
高圧洗浄は出来るだけ天気の悪い日を選んで行うようにしております。
クラック部分は1箇所1箇所丁寧にコーキングやモルタルを使用して
クラックを埋めていき、微弾性フィラーを使用し、1回目の下地塗装を進めていきます。
微弾性フィラーはモルタル下地の外壁の塗り替え時に、
下塗材として塗布する塗料の事を言います。
名前に「弾性」と付く位なので、やわらかくゴムの様な下塗材です。
なぜモルタル下地の外壁だけか?単純にモルタル下地の外壁は「割れる」からです。
ただ上に固い塗料を塗ったら? 当然すぐに割れてきます。
クラック部に適正な下地処理を行ってから、
柔らかいゴム状の微弾性フィラーを塗布することで、
塗膜がひび割れに追従して、表面にひび割れを起こさせないようにする訳です。
この微弾性フィラーは厚塗りをすればするほど効果がありますので
出来るだけ厚く塗っていく事がのちのちクラックが入りにくくなるポイントにもなります。
厚めにフィラーを塗り乾燥後に2回目の中塗りを開始。
今回使用した塗料はエスケー化研株式会社の水性セラミシリコンのホワイト。
弱溶性の塗料に比べて粘性があり、モルタルのクラック部分にも浸透しやすく
塗膜も弾性がある為、今回のようなケースでの塗装には最適な塗料のひとつでしょう。
徐々に仕上がってきました。
あれだけクラックの目立っていた東面も綺麗に仕上がってきました。
外壁は次回で完成しそうです。