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茅ヶ崎市S様邸外構(エクステリア)工事【FileNo.3】
こんにちは。サクセス@茅ヶ崎です。
本日は前回の続きS様邸の外構工事の最終仕上げになります。
手摺りを付ける為のコア抜き作業を進めます。
コア抜きとはコアボーリングとも言い、円筒のドリル刃にダイヤモンドチップを
埋め込みコンクリート壁を綺麗にくり抜く作業になり
今回のように手摺りを付けるだけでは無く
診断における現地調査の工程としても知られ、
耐震診断以外でも建物の強度確認や老朽化状況の把握の際に行われます。
そのような検査の場合はコア抜き前にX線や電磁波レーダー等で
鉄筋やガス・水道の配管、電気の配線がないか調べる非破壊探査を行う必要があります。
水をかけながら刃が焼き付かないように、ゆっくりゆっくりドリルを回転させていくと
この通り綺麗にコンクリートをくり抜く事が可能です。
全部で7箇所このように作業を進めます。
手摺りも取付完了。ジョリパットで仕上げる前にモルタルで綺麗に下地作り。
この下地作りがしっかりしていないと、上塗りするジョリパットにクラックが
発生してしまうケースが多いので、ある程度乾燥には時間をかけます。
下地が乾燥したら作業再開。
今回はお家の外観と合わせホワイトで施工。
コテで仕上げました。
ジョリパットはコテ塗り、ローラー塗り、吹き付け等で施工し、
パターンもボーダーパターン、クリフパターン、ローラーパターン等の
様々な仕上げ方があり、
お客様のイメージを伝えていただければ今回のように模様を控えめにしたり
もっとウネリの大きい模様にしたりとデザインを考えるという点に関しても
自由度が高く、非常に優れた塗り壁材になります。
表面が平滑では無いので、汚れの付着が気になる・・・
と言われる事もしばしばありますが
一般の汚れはシャワーのようなものを使いその水圧で落とし
ブラシ類は補助として考え、
あまり強くこすったりしない事が綺麗に保つポイントでしょうか。
ササッと洗う程度で十分取れますので日頃のお手入れも負担にはならないでしょう。
施工前の打放しコンクリートと比べると随分華やかになりました。
今回チョイスしたイタリア製のタイルも味わい深い模様で
申し分無いのではないでしょうか。
台風や雨等の影響もあり、予定より随分と遅れてしまい
お客様をはじめ、近隣の皆様にもご不便やご迷惑をおかけ致しましたが
無事作業は終了致しました。
ポスト取り付け等の作業も早急に行いますので宜しくお願い致します。
FileNo.1 FileNo.2そして今回と計三回でお送り致しました。