BLOGブログ

免震構造と制震構造の違いって何ですか?

カテゴリー:よくあるご質問

「免震構造」とは建物の基礎の部分に積層ゴムなどを設置し、
地震力の衝撃をこの積層ゴム部分に吸収させ、
建物に地震の揺れを直接伝えないようにすることを目的としています。
新築工事においては木造建物にも利用されてきています。
「制震構造」とは建物内に入ってきた地震力をダンパーなどの制震具で吸収し、
地震の揺れを減衰させようとする考え方です。
よく言われる五重塔の作りも制震構法といえます。
方法として、主に一階の壁に制震具を取り付けることが多いようです。
そのため一階の床の揺れを抑えることはできません。
二階の床から上の揺れを小さくする方法です。