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住宅のリフォームで間取りの変更は自由したい。

カテゴリー:よくあるご質問

住まいによっては、構造上間取りを変更できない場合やご希望に添えない場合がございます。そのため、一般的な工法のご説明をいたします。
リフォームの場合は構造が外からわからない場合も多いため、実際の工事をしながら調べていくということもよくあります。そのため間取りを変更したいというご希望がある場合、リフォーム会社としっかりとしたお話し合いを持つことも必要です。

リフォームでの間取りの変更などの対応。

在来工法(最も多い一般的な木造住宅)

柱、梁、筋交い(柱と柱の間に斜めに入れる材)など、木の「軸」を組み立てて建物を支える日本の伝統的な工法を「在来方法」といいます。木造住宅の中では、法的な規制を守ればかなり自由にプランできます。柱を抜いたり壁を壊す際は、必ず建築士に相談する必要があります。

2×4工法(輸入住宅、メーカー系住宅)

厚さ2インチ×幅4インチの角材で構成された枠組に構造用の合板を打ち付けたパネルによって、壁や床を構成する工法をその角材のサイズから「2×4工法」といいます。
建物を壁面で支えるため、地震に強いのが大きな特徴です。また、気密性にも優れていますが、壁面が構造壁となっているため、窓の位置や大きさなどが制限されます。壁で建物を支える構造の為、開口を広げたりすることは難しく、壁を壊して増改築をするためには、高度な知識と技術が要求されます。

プレハブ工法(メーカー系住宅など)

あらかじめ部材を工場で生産・加工し、建築現場で加工を行わず組み立てる建築工法のこと。使用する建材や、設置に要する時間的なロスを徹底的に軽減できることがメリットである反面、規格化され融通が利かない構造や、耐久性の低さがデメリットになることもある。
メーカーにより材質や工法はまちまちですが、一般に壁パネルを合わせた工法の為、開口部を設けたり壁を取り除いたりには制限があります。

鉄骨造

構造上主要な骨組み部分に、形鋼(かたこう)や鋼管などの鋼材を用いた構造。軽量で、粘り強さがあるため、高層建築物や橋りょうなどに用いる。◇「鉄骨構造」「綱(こう)構造」「S造」ともいう。
在来工法でいう筋かいと同じようなブレースが壁面に入っている為、壁を取り除いたりする場合には制限があります。

鉄筋コンクリート住宅

柱と梁以外は自由に間取り変更が可能です。ただし、面積が広い住宅で補強のコンクリート壁が設けられている場合、構造的にその壁は壊せませんので間取り変更ができません。