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お風呂リフォームのポイント☆

ユニットバスの耐用年数は?

耐用年数とは、その設備がどのくらい持つかという目安です。

国税庁によると、減価償却の際に利用されるユニットバスの法定耐用年数は、建物と同様とされています。そのため、木造住宅にあるユニットバスの法定耐用年数は22年、RCマンションであれば47年ということになります。
しかし、実際のユニットバスが22年間使用できるかというと、そうとは限りません。実際には、使用状況や製品によっても異なるものの、10~15年程度といわれています。

参考:国税庁・主な減価償却資産の耐用年数表

 

ユニットバスを交換&リフォームするタイミングは?

お風呂はいくらしっかりお手入れしていても、水が壁と浴槽の間から入り込み、内側から腐食することも。経年劣化による老朽化はどうしても起こるものです。
各メーカーではユニットバスの交換を検討する推奨時期を設定しています。それによると「15~20年使用すれば交換を検討すべき」としているのです。

◎LIXIL:15年目以降は浴室リフォームの検討を推奨しています。
◎TOTO: 20年目以降は浴室の取り換えを検討と記載されています。
◎Panasonic: 20年目以降は取り換えと記載されています。

 

 

耐用年数を超えたユニットバスに起きる劣化

次のような症状が出たら交換時期と考え、普段からチェックしておきましょう。

 

・シャワーやカランからの水漏れ
蛇口やレバーを閉じた状態でシャワーやカランから水が漏れている場合、ユニットバス全体の水栓金具のゴムパーツが劣化している可能性があります。
水栓交換やパーツ補修をする際に、ユニットバス全体の交換も考えてみましょう。

・浴槽や洗い場のひび割れ
一体成型の樹脂製の浴槽や洗い場が劣化してひび割れが発生することがあります。
細かいひびなら水がしみこむことはありませんが、ひびが進行すると水漏れの可能性が出てきます。硬い物や重い物がぶつかってできたひびは要注意です。

・赤サビの流れた跡
壁のつなぎ目や浴槽に赤サビの跡がある場合は、かなり劣化が進んでいます。
サビが進行すればユニットバスの破損につながります。サビが水漏れによるものなら土台や柱の腐食も心配。なるべく早めに点検を受けましょう。

・浴室の基礎の水濡れ
入浴後、浴室外側の基礎が濡れていると給排水や床回りから水漏れが発生している可能性があります。
床下の土台が湿ったままだと腐食やシロアリ被害に発展する恐れがあります。

・排水の流れが悪い
排水管や排水トラップの内側に汚れが蓄積すると、お湯の流れが悪くなります。
悪化すると床下の水漏れにつながることもありますから、排水管の清掃や点検をプロに依頼しましょう。

・換気扇の異音
換気扇は10年を経過する頃になると、ベアリングの摩耗など経年劣化で異音が発生することがあります。
そのまま使い続けると火災のリスクもあるので、異常が出たら早めに交換することをおすすめします。

 

浴室内のカビが目立つ、錆が浮いている、においが取れないといった問題が起こった場合も、劣化が進んでいる可能性が高いです。

そのほか、温度調節がうまくいかないといったトラブルが起こることもあります。

このような場合も、ユニットバスの交換やメンテナンスを行う必要があるでしょう。

 

 

浴槽を交換するメリット

古い浴槽を新しくするメリットは、気持ちがリフレッシュできるということだけではありません。
浴槽の性能は日々進化していますから、リフォームすることで、より断熱性を高めたり、滑りにくい素材や汚れがつきにくい素材にできたりします。今では、お掃除機能付きの浴槽などもありますから、毎日のお風呂掃除がたいへんという方にも、浴槽の交換は大きなメリットのあることです。
さらに、浴槽自体を広くしたいといったニーズも、浴槽交換で満たすことができます。

 

 

長年使用してきたユニットバスの交換タイミングの見極めや、メリットをご紹介しました。

毎日のお風呂ライフをもっと気分よく過ごしたいとお思いなら、ぜひお気軽にサクセスにご相談ください。

 

 

過去の施工事例です。

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