そもそも、ＩＨクッキングヒーターっていいの？

2013年8月18日

最近ではオール電化をご希望される方も増えてきています。オール電化で一番考える部分が、IHクッキングヒーターって、そもそもそんなにいいものなのか！って部分です。でも、どんなものでもメリット・デメリットがつきものです。IHクッキングヒーターの場合では、「IHするメリット vs 導入コスト」なのかもしれません。

メリットとは。

IHクッキングヒーターのメリットは、なんと言っても火を使わないので火事ややけどの心配が少ない。空焚き防止機能もついているものがほとんどだと思います。また、ガス漏れの危険や超弱火でも立ち消えの心配などもありません。

表面が平らなので、掃除がラクラク！だということ。
また、油が飛びにくかったり、換気扇が汚れにくかったりします。このメリットは主婦にとってはとても有り難いことでしょう。

IHクッキングヒーターは、火力が弱いというイメージを持っていませんか。実は、ガスよりも火力が強いと言われています。特に少量の水を湧かすときは、ガスより電気のほうがぜんぜん早いです。
また、熱効率が高く、余分な熱が逃げないため夏でも調理がしやすいというメリットもあります。

デメリットは。

使える鍋ややかん、フライパンに制限があり、買い換える必要が場合もあります。しかし、最近はIH対応のものも随分と増えていています。

停電時に使えない。頻繁に起こる訳ではないので、それほどナーバスになることもありませんが、停電時にガスも電気も同時に両方が使えないというは不便です。

電磁波が発生し、健康に悪い！？と言われていますが、国際基準に定められている安全基準の数値を大幅に下回っているものですので、おそらく問題はないでしょう。ご心配の方は、メーカーに問い合わせてみてください。

そして、最大のデメリットは、導入コストが高い！ということです。
一般的なガスコンロが平均5万円～10万円くらいなのに対し、IHクッキングヒーターの導入費用は平均20万円～40万円と非常に高額になっています。