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ウッドデッキの木材選びについて

カテゴリー:本日の現場,日常

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こんにちは。
サクセス@茅ヶ崎です。

今日はウッドデッキについてのお話です。

湘南で需要のあるウッドデッキですが、
ウッドデッキと付き合っていくには
マメなメンテナンスが必要ということをご存じでしょうか?
一般的なウッドデッキはソフトウッド(レッドシダー)などが
使われていることがほとんどだと思いますが、
レッドシダーですと平均2~3年に1度塗替えが必要になってきます。

そんなウッドデッキ材ですが、
大きく分けてハードウッドソフトウッド
2種類があります。

まずは先ほど説明した『ウエスタンレッドシダー』
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コスパ・加工性が良く昔から人気の木材。
約3年に一度塗替えが必要なので維持費はかかるが
しっかりメンテナンスをすれば15年程長持ちする
ソフトウッドの中で一番人気の木材です。

次にハードウッドと聞いたら皆さんが思い浮かべるであろう『イベ』

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アイアンウッドと呼ばれるほどの耐久性。
湾岸などに使われるほど耐水・耐塩に優れているので、
湘南などの塩害地域に最適。
ただ欠点があるとすれば加工が大変難しいため
加工費が多くかかるという事です。
材料自体も高価な物のため、全体的に金額が上がります。

ハードウッドの中では比較的手に入れやすい『セランガンバツ』
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強度・耐久性に優れ、イペに比べると価格もお手頃。
材料の選び方によっては反り・曲がり・割れが多少生じることもあるため
一般の方の仕様はオススメしません。
加工方法をしっかりわかっている業者であれば
大変オススメのウッドデッキ材です。

他にもハードウッドは『ウリン』などが有名ですが
ハードウッドはほとんどがアマゾンの木のため
共通して言えるのは材料が手に入りにくい+高価という事。

続いてソフトウッドに戻りますが
最近DIYでウッドデッキを作る人から良く聞く
ホワイトウッド(通称:SPF)
木の種類について少しでも知識のある人でしたら
まずウッドデッキには使用しません。
何故かというとホワイトウッドは内装用の木材であり
外の過酷な環境では虫や日光や雨風に勝てないからです。
よく聞く防蟻・防腐処理済みというのも半年で雨によって
流されてしまうのでご注意ください。
どんなに細かくメンテナンスをしても5年は持たないでしょう。

当社で一番オススメしている『エコアコールウッド
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こちら、実は木の種類はホワイトウッドの仲間の杉材です。
先ほど酷評したのになぜエコアコールウッドはオススメするかというと
木材全体を樹脂の液に漬け込み硬化しているため
プラスチック並の防蟻・防腐効果があります。
あの有名な厳島神社は、海面に浸かったり上がったりと
過酷な環境の中エコアコールウッドを使用し
15年以上ノーメンテナンスで現在も建っているのです。
そして加工もしやすいため工事費用も自然と安くなります。

潮風の多い湘南地域では今後人気の出る
木材なのではないかと思います。

いかがでしたでしょうか。
お客様それぞれにこだわりはもちろんあります。
作るからには長く使用したいウッドデッキ。
ご自宅に合った木材選びがとても重要ですので
もし分からないことやご相談がございましたら
いつでもご連絡くださいませ。